最近の水源地をとりまく情勢をみますと、補償や生活再建はもとより、加えて地域の活性化が大きな課題となっております。
水資源開発については、 著しい需給の格差は減少しているものの、 気象状況の変動により、依然として渇水が頻発している一方、 治水についても、 未だに各地で洪水被害が発生しています。
渇水や洪水に強い地域社会の構築を目指し、各地でダム建設の推進と早期着手が望まれており、国の施策におきましても水源地域対策や地域活性化は、 なかでも最重要課題としての位置付けにあります。
近年では、時代の要請や地域の特性に応じたキメ細かな施策が推進されつつありますが、 これまでは限られた地域でしか実施されなかったダムの湖面利用や貯水池周辺の活用についても、 国民の要望に幅広く対応することが必要であるとして、 さまざまなプロジェクトが推進されています。 さらに、地元自治体や、住民が、ダム事業者・管理者と共同で策定する「水源地域ビジョン」を機に、各地で新しい活動が生まれつつあります。
今回はご案内のとおり「ダム事業に関する最近の話題」として、ダム事業をとりまく最近の情勢を説明いただくほか、「地域づくりに関する最近の施策」を行政側から紹介いただきます。また、水源地域ビジョンの現状と展望を、味噌川ダムと大石ダムからご紹介いただくとともに、水没移転160戸を数える嘉瀬川ダムの事業経緯と水源地域対策を伺うほか、静岡県伊豆の国市の観光庁モデル事業に、観光地域プロデューサーとして新鮮な発想で「観光まちづくり」に取り組んだお話しをいただきます。
水源地域対策や地域活性化を推進する上で、 参考としていただきますよう、 関係各位多数のご参加をお待ち申し上げます。
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